津田雅美愛が止まらない!

先日2年ぶりくらいに
津田雅美先生の名作「彼氏彼女の事情」を
読破したら案の定すげえロスになった。

2年前も同じ現象が。
しかも3倍くらい酷かった。
軽い鬱になったレベル。
好きすぎてその世界に自分が居ないことに
現実を確かめては絶望する、というルーティン。

それほど"カレカノ"は私の中で
人生のバイブルなのだ。


| 出会い

小5の秋くらい。
(先にアニメを観てて、原作を古本屋で探したらあったとゆう流れ)

当時まだLaLaで連載してて、
小学校までりぼんっ子だったわたしは
中学入ったくらいからLaLaと花とゆめに移行した。

カレカノが最終回を迎えた2005年。
すごくいい終わり方に安心したのを覚えている。
今でも最終回が載ったLaLaは大切にしまってある。


| 読み返す時期によって…

それからわたしは
高校生になり、
大学生になり、
社会人になり、

いろんな時期にカレカノを読み返した。

読み返すタイミングやその時の心境によって
その前まではなかった発見や気づきが生まれ
その度に人生への教訓を得た。

津田先生が持つ上質な表現力と心理描写は
わたしに細胞レベルで影響を与えてくる。
結果、描かれている登場人物たちへのシンクロ率がすごいことになる。

特に後半、「有馬編」になってからの話は
何度涙することか…。
それほど彼らが愛おしいし、大切な存在になる。


| 過剰な感情移入

カレカノ以外にも感情移入が過ぎて
ひどく精神が揺さぶられてしまう作品は
「ご近所物語」
「こどものおもちゃ」
が挙げられますが、

そこに共通していることは
人間の喜怒哀楽が魂レベルで描かれていることだ。
いわゆる表層的でない、渾身をぶつけた人間愛を作中でブチかましている。


その中でも「彼氏彼女の事情」ほど
人間の生きる心理(真理)を精密までに描いた漫画はあるのだろうか。
(今のところ)否。


Azy

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