[AzyのBO・YA・KI #1]ブラック・ジャック


ブラック・ジャックOVAが面白すぎる







それもそのはず

アニメ監督の巨匠、出崎統氏の監督だった(震)


子供の頃よく観ていたルパン三世のテレビSP

「ルパン三世 バイバイ・リバティー・危機一発!」

「ルパン三世 ヘミングウェイ・ペーパーの謎」

「ルパン三世 ナポレオンの辞書を奪え」

「ルパン三世 ロシアより愛をこめて」

「ルパン三世 ハリマオの財宝を追え!!」

そして

「スペースコブラ」


タフで粋なダンディズムが主人公に投影される

出崎氏特有の演出と脚本がある。


去年から手塚治虫フィーバーの私は

「ブッダ」「鉄腕アトム」「火の鳥」と連続で没頭しまくり

やっと「ブラック・ジャック」に辿り着いた。

そのOVAを観た瞬間すぐ出崎氏の監督だとわかるほど

彼の脚本演出がブラック・ジャックにぴったりだった。


「楽しいムーミン一家」を観て育った私としては

ブラック・ジャックの声優さんが大塚明夫氏とゆー点も

記憶と感覚が1990'sの時代へ時空旅行して最高だ。


1990年代に生まれたその時代への郷愁なのか

出崎氏のアニメを見ると時間と空間がワープして

90年代の空気感に身を委ねているような感覚が襲う。


ネット文化にすれてない30~40年前の人たちは

有限の時間を「生かされてる」のではなく「生きている」

そんな純粋無垢な生命力に動かされていた時代だったと思う。


だから映像から脚本から制作者たちの魂を感じる。

だから面白い。


人間の生活が全て経済行為につながる今、

生産者も消費者も上辺の何かを見ている、

そして囚われている。


昔の作品に学ぶことは多い。

時代は繰り返すから。


Azy

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